枚方宿がめざすまち

江戸時代、伏見と大阪を結ぶ三十石船が枚方浜に泊まると、船宿から茶舟がこぎ寄せ、「餅くらわんか、酒くらわんか」という掛け声で飲食物を売りまわる習慣がありました。そのことがいつしか名物となり、「くらわんか」という言葉は、今もなお、枚方宿の歴史のひとコマとして多くの人に親しまれ、旺盛な商売人気質を伝えています。

そして現在、この枚方宿地区に当時のまちの元気をもう一度取り戻し、ここに住む人や訪れる人が、その人らしく、その人の価値観で、ステキに生きられるまちを築いていきます。

  それは、もっと大胆に、なりふりかまわず、もっとドラマチックに、アグレッシブに、アカデミックに、もっとやさしくあたたかく、もっと本音で、そう、私たちの先祖が生み出した言霊「くらわんか」のように…