2021.10.1
「あら、しばらく見ない内に、まぁ大きくなってー」と言うやり取りは、しばしば親族などが集まった時に聞かれる、よくある風景の1つですが、福助菊も本当に、そんな感じなのです。毎日、福助菊のお世話されている自治会の方々も、福助菊の成長の速さに驚かれていると思います。
もう、花芽ができてきたと思えば、膨らみ、小さなつぼみとなってきました。
2021.10.8
写真のように福助菊の頂点につぼみができたと思えば、すぐ横にもつぼみが出ています。
更に下の葉っぱの所にも2~3個、つぼみがついていました。
頂点の大きなつぼみだけを残し、あとの、つぼみは小さいうちに指で1つ1つ採っていきます。この作業を摘蕾(てきらい)と言います。これがなかなか大変な作業となりますが、頂点の大きなつぼみはまだ直径2㎝ほど。1円玉程の大きさのつぼみです。
他のつぼみを採る事で栄養を1円玉の大きさのつぼみに集中させます。500円玉位の大きさまでに近づけ、大輪の花を咲かせるつぼみとなるのです。
2021.10.9
頂点の花芽だけになったら、大切なつぼみが虫に食べられないように、虫よけネットをかけます。
帽子をかぶっているみたいで可愛いですね。
ネットをかけた福助菊のつぼみはどんどん大きくなってきました。
つぼみが大きくなるに連れて、花の色もわかるようになりました。この福助菊は黄色の大きな花を咲かせるようです。
2021.10.13
ネットを少し外して福助菊のつぼみを見てみると、見事に500円玉程の大きな黄色いつぼみから、花びらが伸びていました。
草丈は小さな福助菊ですが、華やかな菊となって皆様に喜ばれる日はもうすぐです。